ただし、鼻炎の症状に用いる場合は1週間、皮膚の症状に用いる場合は3日間服用しても症状の改善がみられない場合には服用を中止し、医師又は薬剤師に相談してください。
(1)定められた用法・用量を厳守してください。
(2)錠剤の取り出し方(シートごと飲み込むと,のどに突き刺さるなど思わぬ事故につながることがあります。)
×してはいけないこと (守らないと現在の症状が悪化したり、副作用・事故が起こりやすくなります。)
1.次の人は服用しないでください。
(1)本剤又は本剤の成分によりアレルギー症状を起こしたことがある人
(2)15才未満の小児
(3)妊婦又は妊娠していると思われる人
2.本剤を服用している間は、次のいずれの医薬品も服用しないでください。
他のアレルギー用薬(皮膚疾患用薬,鼻炎用内服薬を含む)、抗ヒスタミン剤を含有する内服薬等(かぜ薬、鎮咳去痰薬、乗り物酔い薬、催眠鎮静薬等)
3.服用前後は飲酒しないでください。
4.服用後、乗物又は機械類の運転操作をしないでください。(眠気があらわれることがあります。)
5.授乳中の人は本剤を服用しないか、本剤を服用する場合には授乳を避けてください。
6.長期連用しないでください。
相談すること
1.次の人は服用前に医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください。
(1)医師の治療を受けている人
(2)高齢者
(3)薬などによりアレルギー症状を起こしたことがある人
(4)アトピー性皮膚炎又はアトピー素因があると診断を受けた人
(5)気管支ぜんそくの診断を受けた人
(6)発熱やせき、黄色で粘りのある鼻みずなどのかぜ症状のある人
(7)鼻炎の場合でアレルギー性鼻炎か、かぜによる鼻炎かどうかわからない人
又は、皮膚の症状が「じんましん,湿疹・かぶれ」によるものか、虫刺されや化膿等他の原因によるものかわからない人
2.服用後、次の症状があらわれた場合は副作用の可能性があるので、直ちに服用を中止し、この文書を持って医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください。
関係部位 |
症状 |
皮膚 |
発疹・発赤 |
消化器 |
吐き気・嘔吐、口内及び口周囲の荒れ、食欲不振、胸やけ、胃部不快感、腹痛 |
精神神経系 |
倦怠感、めまい、頭痛、手足のしびれ |
肝臓 |
全身のだるさ、皮膚や白目が黄色くなる |
泌尿器 |
頻尿、排尿困難、血尿 |
その他 |
顔面のほてり、動悸、息苦しさ、鼻乾燥、浮腫、月経異常 |
3.服用後、次の症状があらわれることがありますので、このような症状の持続又は増強が見られた場合には服用を中止し、この文書を持って医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください。
口のかわき、便秘、下痢、眠気
4.鼻炎の症状に用いる場合は1週間、皮膚の症状に用いる場合は3日間服用しても症状がよくならない場合は服用を中止し、この文書を持って医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください。
5.鼻炎症状の場合で、2週間以上服用する場合は医師、薬剤師又は登録販売者に相談して服用してください。
6.じんましん、湿疹・かぶれなどの皮膚の症状の場合で、症状の軽減がみられるが、繰り返し症状が発現するなど1週間以上症状が継続する場合は医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください。
(1)直射日光の当たらない、湿気の少ない涼しい所に保管してください。
(2)小児の手の届かない所に保管してください。
(3)他の容器に入れ替えないでください。(誤用の原因になったり、品質が変わることがあります。)
(4)使用期限の過ぎた製品は服用しないでください。